

作付面積 | 193.8ha |
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出荷量 | 1,331t(令和4年度現在) |
産地としての特徴
大和芋は多古町、香取市栗源地区を中心に栽培されており、千葉県一の栽培面積があります。
特に多古地区は全国トップクラスの生産量を誇る産地として知られています。
京浜市場に近い地の利を生かし、味や風味、形にこだわったものを有利販売しています。
生ですりおろして食べるもよし、焼いても揚げてもよしの優れた“健康食”です。
美味しさのポイント
粘りの強いものが好みの方は、表面がデコボコした大和芋を、逆にむき易さで選ぶのであれば表面がきれいな大和芋がお勧めです。
出荷時期

大和芋の栄養
大和芋の粘りの成分には「胃を保護する役目」を果たすと共にタンパク質分解酵素を持っているので吸収を良くし、疲労回復にも効果があります。このように栄養価の高い大和芋は「山ウナギ」や漢方で「山薬」と言われています。大和芋の栄養素は加熱をしてしまうと分解してしまうため、生食が一番おすすめです。
大和芋の豆知識
見分け方
表皮の色が自然な肌色のもの。※色の濃い方が粘りが強いという説もあります。
切り口が白いものが良いです。
保存方法
大和芋は呼吸をしているので、真空パックの封を切って切り口だけラップをして冷蔵庫の野菜室で保存します。また、すりおろした大和芋は板状に伸ばして冷凍すると必要量だけ使うこともできます。