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JAで学ぼう

 JAかとりでは、次世代を担う子供たちや消費者に食べ物の大切さを知っていただくために、農業の大切さを学ぶ「場」を提供しています。

 
 毎年、地域や首都圏の小学生などを招いて「農業ふれあい体験」を行っています。自然に触れ、農作物の成長過程やその大切さを知り、収穫の喜びを感じてもらいたいと思っています。

 
 このページでは、「農業ふれあい体験」などJAかとり管内で行った農業体験の様子を随時掲載していきます。



●2015年

稲刈り/香取市小見川北小学校


 9月4日、香取市立小見川北小学校の4年生から6年生までの109名が、4月に田植えをした実習田で稲刈りを体験しました。

 生徒たちは、作業を始める前に高齢者クラブの方々の協力で鎌の使い方などの指導を受けました。また、「今年は株数が多いため、手で刈るのは大変かと思います。こうした経験が大人になって貴重なものとなり、良い思い出として記憶に残るでしょう」と同クラブの方のお話しを聞くことができました。

 地元農家の大坂寶雄さん(小見川水稲部会)によるコンバインでの刈り取りを見学した後、高齢者クラブの方々と一緒に鎌を使って刈り取りを行いました。前日に降った雨の影響もなく無事に作業を終え、生徒代表から「田植えと稲刈りを体験してとても楽しかったことを忘れずに、次の学年に伝えていきたい」とお礼が述べられました。

 収穫されたお米は、同校で11月に開催される行事で、おにぎりにして味わう予定です。

稲刈り&サツマイモの掘り取り/目黒区立中根小学校


 9月14日、目黒区立中根小学校の5年生70名は、5月に田植えと芋苗植えを行った下総地区の圃場で収穫作業を体験しました。

 午前中は神崎旭さん(お米ネットワークしもふさ)の協力のもと、稲刈りを行いました。生徒たちは、「鎌で刈り取る係」と「刈り取った稲をわらで縛り束ねる係」に分かれて作業を行い、最後に刈り取った稲をおだ(*)にかける作業を全員で行いました。前日の雨でぬかるんだ田んぼに足を取られながらも、一生懸命に取り組みました。


* おだ・・竹などで組んだ柵。束ねた稲を掛けて天日干しする為に使います。機械化が進み現在ではほとんど見かけません。体験学習で使った「おだ」は、お米ネットワークしもふさの皆さんが事前に作りました。


 午後からは、飯田信人さん(香取西部園芸部)の畑へ移動して、サツマイモ(ベニアズマ)の掘り取りを行いました。当日は、圃場に10株だけ植えた「紫芋」を掘り取った生徒に飯田さんからプレゼントが贈られました。

 収穫作業を終え、生徒代表から「収穫作業はとても大変だった。農業体験で学んだことを他の子にも教えていきたいです。僕たちが収穫するまで管理をしてくれて、有難うございました」とお礼が述べられました。

 収穫されたお米と芋は持ち帰り、給食などで食べる予定です。

過去の体験 2014年 秋

過去の体験 2013年 秋



*この他にもJAかとりではさまざまな農業体験を行っております。

今後、当ホームページのトピックスとして食育の情報を掲載する予定です。お楽しみに!